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津波について

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2024年1月1日元日に発生した能登半島自地震ですが、
現在も大変な救援活動が続いています。
連日のニュースで流れる映像を見ていても、大変心が痛いです。
日本は島国ですし、地震の発生原因となる大陸プレートが合わさる箇所に存在していますので、
地震が起こった際は注意が必要です。
建物が地震によって倒壊する恐れ、
その倒壊による火災の恐れ、
地震によって引き起こされる津波の恐れに注意が必要です。

津波はどのような発生するのでしょう?


津波はどうやっては発生するのでしょうか?
まず、地震が起きると、震源付近では地面が持ち上げられたり、押し下げられたりします。
地震が海域で発生し、震源が海底下の浅いところにあると、
海底面の上下の変化は、海底から海面までの海水全体を動かし、海面も上下に変化します。
このようにもたらされた海水の変化が周りに波として広がっていくことにより津波となります。
この津波ですが、陸地より200㎞離れていても、安心できないようです。
地震の震源地付近の津波は、ジェット機並みのスピードで津波が広がるそうです。
そして陸地に近づくにつれて海底が浅くなり、だんだんんとスピードが遅くなってくるそうですが、
人が走って逃げれるようなスピードではありません。

日本で一番大きな津波は何ですか?


2011年3月11日に発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による津波では、
『東北地方太平洋沖地震津波合同調査グループ』による調査により、
岩手県大船渡市の綾里湾で局所的に40.1mの遡上高(海岸から内陸へ津波がかけ上がった高さ)が
観測されました。
記録に残っている中では、
1896年の明治三陸津波(遡上高で約38.2mと推定:同じく岩手県大船渡市)を上回り、
それまでに日本で記録された最大の津波となりました。
ただし、これらはこの100年間程度の記録が残されている範囲での値であり、
それ以前にも同程度、あるいはより高い津波が日本の沿岸を襲った可能性があります。
近年、過去の津波の痕跡から浸水範囲を推定する調査が進んでおり、
今後、より大きな津波の証拠が見つかるかも知れません。
2004年12月のインドネシア・スマトラ島大地震・津波津波による死者が
20万人にも上りました。
津波は本当に恐ろしいです。

高潮のメカニズム


そもそも高潮とは何なのか。
日本の天気予報等をテレビで見ていると、「高潮にご注意ください」や
「波浪警報が出ています」というような情報が出てくることがあります。
高潮は、台風や発達した低気圧が通過するときに、
潮位が大きく上昇することで、その原因としては、
台風や低気圧は気圧が周辺よりも低いので気圧の高い周辺では海水を押し下げて、
台風や低気圧付近の海水が吸い上げられて海面が上昇します。
このことを「吸い上げ効果」と呼び、
気圧が1ヘクトパスカル下がるごとに潮位は1センチメートル上昇すると言われています。
また、台風に伴う強い風が海岸方向に吹いている場合には、
海水が吹きよせられて上さらに昇します。
これは「吹きよせ効果」と言われ、
吸い上げ効果と吹きよせ効果によって高潮は発生し、
波が通常よりも高いところまで来ると被害が発生するメカニズムです。
高潮の際には、数時間にわたって海面の高さが上昇するので、
一度堤防を水が越えると、広い範囲を水没させてしまう可能性があります。
特に河川とは違い高潮は広い海岸線にわたって堤防を超える可能性があるので注意が必要です。
また、満潮時刻と高潮が重なると、潮位はその分だけ高くなってしまい、
実際に2004年(平成16年)の台風16号に伴って香川県で発生した高潮では1万棟を超える住宅が被害を受けました。
しかしながら、高潮は海の「表面上」の動きのようです。

波浪とは


波浪は、強い風によって発生する周期の短い波動のこと。
強風によって波浪が発生すると、それに伴い波の高さが上昇します。
ですが次第に波浪はうねりへと変化していき、波の高さも低下していきます。
その後、逆風や地形の変化によって減衰していくことが多く、
このように波浪は、風浪とうねりの総称と言えます。
風浪は強風によって発生する波であり、周期は短くて変化が激しいのが特徴です。
うねりは風浪が減衰しながら伝播する波であり、
周期は風浪よりも長く、一つ一つの波のエネルギーも大きくなります。
波浪による被害は定期的に発生し、漁船や貨物船が座礁する原因にもなっています。

高潮と波浪と津波の違い


このように高潮、波浪、津波はどれも似ているところはありますが、
違いがはっきりとしています。
発生する原因として
「高潮」は気圧の低下と強風によって発生し、
「波浪」は強風によって発生し、
「津波」は地震や海底火山の活動によって発生します。
また、波の長さを見ても
「高潮」と「津波」が長い波であるのに対して、
波浪は短い波です。

まとめ


日本は地理的な条件から災害が多い国ですが、
いつ起こったどんな災害がこのような被害をもたらしたという過去の事実を記憶しておくことで、
それをもとに防災対策を行い、
被害を最小限にとどめることがきっとできるはずです。
また、今後は、より「海や川に近い場所」を敬遠される動きとなるでしょう。
「南海トラフ地震・首都直下型地震」が遠くない未来に発生するとも言われています。
自然の猛威に対して、人間が取りうる対策というものは限界があるかと思います。
そして、最終は「自己責任」で対応していかなくてはなりません。
今朝のニュースでも、
石川県でまだ災害状況不明エリアがあるそうで、そのエリアにテレビ取材陣が徒歩で取材にいき、
生存しておる方に遭遇できたそうで、
「森の綺麗な湧き水が出ていることと、保存のきく食料が大量にある」
とのことで、現在救援活動が全く来ない状況でも、普通に生活できているようです。
現在社会は「デジタル」や「AI」といったものに頼りすぎていますが、
あくまで、インフラが整っている状況の元では便利ですが、
こと大災害の状況で電気もなく、
電波も通らなく、
スマートフォンの充電ができない状況では
大変なことになりそうです。

この記事の執筆者

このブログの担当者  

久賀田 康太


保有資格:宅地建物取引士

1985年生まれ。

大阪府守口市出身。

関西大学法学部法律学科卒業。

住友不動産販売株式会社にて

土地、中古戸建、新築戸建、

一棟収益物件、工場、田畑等の

売買仲介業務にて実務経験を積む。

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